こんにちは、Rayです。
今回は、大学生にとってMacとWindowsはどちらにするのが良いのか考えてみます。
私はMacもWindowsも持っているので、両方の立場から意見を述べてみようと思います。
ほとんど知られていないマニアックな意見もあるので、ぜひ読んでみてください!
みなさんがコンピュータを購入する際の参考になれば幸いです。
Mac、Windowsとくれば、Linuxという選択肢もあります。
Linuxは、やむを得ない事情がある方と、宗教的な信条を持っている方はぜひ使ってください。
そもそもLinuxを欲する人がこの記事を読むとは思えないので、これ以上は言及しないことにします。笑
まずは結論から!
早速ですが、MacとWindowsのどちらにするのが良いかについて、結論を述べます!
MacでもWindowsでも大丈夫です!
…え?
結局どっち買えば良いんだよ。
と思われるかもしれませんが、基本的には本当にどちらでも問題ありません。
とは言えこのままではこの記事を読んでくださったみなさんに申し訳ないので、もう少し詳しくお話しします。
まずは、MacとWindowsのそれぞれの利点・欠点を述べてみます。
その上で、「じゃあどちらを選べばいいの?」という質問に対する私なりの考えを紹介します。
個人的にはMac推しです。
なぜWindowsでなくMacを選ぶのか、その理由を中心にお話しします。
Mac
Macのメリット・デメリット
- マシンの選択肢が少ないので、マシン選びで迷わない
- Windowsも動かせる
- Apple製品との相性が抜群
- Microsoft Office系ソフト(WordやPowerPoint)にPDFファイルを貼れる
- トラックパッドやマウスの操作性が高い
- 本体価格が高め
- 外部機器との互換性が低い
- Windowsユーザーとのデータ共有は少し配慮が必要
- Microsoft Office系ソフトの動作が少し不安定
- OSアップデートは慎重にする必要がある
- プレイできるゲームがWindowsより少ない
Macの総評
優れた操作性、Apple製品との接続性の高さ、Windowsもインストールできるなどなど、Macは利便性に富んだマシンです!
最新(2022年4月時点)のMacBookにはHDMIポートなどがついに搭載されたため、外部機器との接続性も向上しました。
外部機器や各種ソフトウェアとの互換性が低めですが、よほどニッチなことをしない限り困ることはほとんどありません。
そして私が一押ししたいMacの利点は、Microsoft Office系ソフトにPDF画像を貼ることができる点です!
(Windowsでは貼ることができません。)
Wordで論文を作成する際に、掲載する図をベクタ形式のPDF画像にすることで、ボケがなく見栄えの良い論文になります。
Windows
Windowsのメリット・デメリット
- 機種が豊富なので、用途に合ったマシンを選べる
- ユーザーが多い
- 大抵のソフトを使える
- 大抵の外部機器を接続できる
- Microsoft Office系ソフトが扱いやすい
- ゲームをするなら間違いなくWindows一択
- 直感的な操作性に欠ける
- Microsoft Office系ソフト(WordやPowerPoint)にPDFファイルを貼れない
- macOSはインストールできない
Windowsの総評
まず第一に、ゲームをしたいならWindowsを選びましょう。
それ以外の用途でも、マシンの種類が豊富、ユーザー数が多い、外部機器やソフトウェアとの高い互換性などなど、Windowsを選んでおけば、基本的に困ることはありません。
上記では欠点も挙げましたが、一般的には大きな問題ではないでしょう。
ただし、macOSをインストールすることはできないので、アプリ開発などを考えている方は要注意です。
Windows上では、作成したアプリのMac上での動作確認はできません。
結局どっちを選ぶ? – おすすめはMac!
私は、理系の大学生・大学院生にはMacをおすすめします。
ここまでの話だと「Windowsでも良いじゃん」と思われるかもしれませんし、実際、Windowsでも構いません。
Windowsの方が安いマシンもあるので、自分の要求に合うマシンを探してみてください。
でもやっぱり私はMacをおすすめします。
WindowsではなくMacを選ぶ主な理由は次の3点です。
- MacにはWindowsもインストールできる
- iPadと組み合わせるととても便利
- Microsoft Office系ソフトにPDFファイルを貼れる
それぞれについて少し深堀りしみてみます。
① MacにはWindowsもインストールできる
特に情報系の学生や、アプリ開発に興味がある学生にとって利点になります。
作成したアプリやソフトがWindows上でもちゃんと動くか確認したい場面が出てくると思います。
Macが1台あれば済むのはとても便利です。
ここで少し細かい話もしてみます。
大学の教務係などにあるコンピュータはおそらくWindowsでしょう(少し古めのバージョンであることも多々…)。
提出する書類をwordファイルで配布されることがありますが、たまにWindowsにしか搭載されてないフォントが使われていたりします。
このファイルをMacで開くと、フォントが自動で置換され、文書のレイアウトが崩れて悲惨なことになります。
こうなってしまうと扱いづらくて仕方ありません。
こんな時は、MacにインストールしたWindows上でファイルを開けば解決します。
教授に論文の添削などをお願いする際などにも、Windows上での見え方を確認してから教授にファイルを送るようにすると安心です。
面倒に思うかもしれませんが、こういったリテラシは身につけておくべきだと私は思います。
最後に1つ補足です。
Windowsをインストールできるとは言っても、Windows用のゲームが正常に動作するかはわかりません。
試したことはないので正確なことは言えませんが…
② iPadと組み合わせるととても便利
iPadはなくても困りませんが、持っていると本当に便利です。
iPadは簡単に持ち運べるので、論文などの文献を読むのに最適です。
手書きでメモを書き込める点でも、ノート感覚で使えて便利です。
このiPadをMacのSidecarという機能で接続すると、iPadをMacのサブディスプレイにすることができます。
単にそれだけでも便利ですが、iPadに映っている画面はタッチ操作可能というのがさらに便利!
つまり、Macをタッチ操作できるようになります。
Mac上で動いているIllustratorなどのソフトに手書きを加えられるのは、刺さる人には刺さる利点だと思います。
また、Apple製品ではおなじみのAirDropの機能を使えば、Mac – iPad間をワイヤレスでデータ転送可能です。
Macで探した論文をiPadに送ったり、iPadで撮影した写真をMacに送ったりが簡単にできます。
iCloudの機能によって、MacやiPad、iPhoneに標準搭載の「ノート」アプリのデータはすべて同期されるので、iPadで記録したメモをMacやiPhoneでいつでも確認できます。
Windowsで同様のことをしようと思うと結構めんどくさいことがあります。
少なくとも、Apple製品ほど使い勝手の良い機器はないと思っています。
③ Microsoft Office系ソフトにPDFファイルを貼れる
Macでは、WordやPowerPointにPDFファイルを綺麗なまま貼り付けることができます。
この件についてインターネットで調べてみましたが、誰も触れていなかったと思います。
PowerPointにPDFファイルを貼る方法を調べると、
- PDFファイルのスクリーンショットと撮って貼る
- PDFファイルへのリンクを貼る
という2つの方法が紹介されています。
こんな記事を見ていると、
いやいや、PDFをベクタ画像のまま貼りたいんですけど!?
と思わずにはいられません。
そして同時に、
MacであればPDFをベクタ画像のまま貼れますよ!
と教えてあげたくなっていました。
ということで、ここでお伝えします。
(なんならこれを言いたいがためにこの記事を書きました笑)
本当にベクタ形式のまま貼れているか確認はできていませんが、400%(最大ズーム)まで拡大しても文字や図形がボケることはありません。
論文や学会での発表資料を綺麗に仕上げるためにも、ぜひベクタ形式のPDFファイルを使いたいところです!
ちなみにですが、Microsoftはベクタ形式の画像としてSVG画像をサポートしています。
つまりPowerPointやWordにSGV画像を貼ることはできます。
でも、(あくまで個人の見解ですが)SVGって使い勝手が悪いんですよ。
標準の画像ビューワーアプリではSVG画像が開けなかったり、オブジェクトの位置が若干ずれて余分な隙間ができたり…
PDFを貼れるならPDFを貼りたいんです!
WindowsでWordやPowerPointにPDFファイルを貼ろうとすると、悲惨なほど画質が劣化します。
ただ、おもしろいことに、MacでWordなどにPDFファイルを貼り付け、そのWordファイルをWindows上で開くと、ズームしてもボケない綺麗な画像として保持されます。
ですので、WordファイルをWindowsユーザーと共有する際にも、PDF画像を貼り付けることは可能です。
(ただし、Windows側の人は画像を差し替えることができません。)
MacでPDFを貼る場合でも、透過オブジェクトを含む場合になぜかボケてしまうことがあります。
ボケてしまう条件を私なりに検証した結果と、この問題の対処法については、いつか別記事で紹介します。
論文はTeXで書けば良いじゃんという意見は受け付けません。
だって、慣れるまでが大変じゃないですか…-_-
まとめ
今回の記事では、理系学生はMacとWindowsどちらを買うべきかについてお話ししました。
ゲームをしたい人はWindowsゲーミングPCを買ってください。
それ以外の方はMacを買うことをおすすめします。
論文の図の綺麗さにこだわりたい人や、プログラミングやアプリ開発を頑張りたい人には、特にMacをおすすめします。お金に余裕があるならiPadもセットで!(あれば便利ですが、なくても困りません)
Windowsを買っても特段困ることはないと思うので、Macが嫌ならWindowsでも良いと思います。
正直、同じ値段のマシンを比較するとWindowsの方が処理性能は高いですし。
コンピュータを使用する実験では、WindowsかLinuxを使わざるを得ない場合がでてくると思います。
ですので、日常利用のマシンをMacにしておけば、自然と全OSを使えるようになります。
結局どっちだよ!とまた突っ込まれそうなので最初の言葉に戻りますね。
MacでもWindowsでも大丈夫です!
どちらを買ってもどうにでもなるので好きな方を選んでください。
どうしても選べない人は、Macで!
Macを購入する場合、Apple Storeで購入することをおすすめします。
学生や教職員は割引料金で購入可能です。
また、Macのカスタムを細かく指定できるので、自分に合ったマシンを購入できます。
Amazonでも販売されていますが、学割は適用なし、カスタムは基本構成のみの販売となっています。
新大学生におすすめのMacBookは、
あたりでしょうか。
通常価格137,280円(税込)が、学割適用で122,980円となっています(2022年4月2日時点)。
また、現在はApple Storeで利用できる18,000円分のギフトカードももらえます(2022年4月2日時点)。
マウスやキーボードなどの周辺機器の購入に充てられるので、この機会に購入してみてはいかがでしょうか?
他の時期にも似たようなキャンペーンはよく実施されているので、購入を検討する際には確認してみると良いでしょう。
MacBookと一緒に買うと便利な周辺機器については、近々別記事で紹介します。
コメント