こんにちは、Rayです。
今回は、先日購入したAudio-Technicaの開放型ゲーミングヘッドセットATH-GDL3の使用感などを紹介したいと思います。
ゲーミング用として売り出していますが、web会議でも非常に使い心地が良くて気に入っています!
ゲームをする方はもちろん、ゲームをしない方でも購入する価値があると思います。
このレビューを読んで、購入を検討されてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私は、PS5でCoD:Vanguard(FPSゲーム)をプレイする時と、web会議の時にATH-GDL3を使用しています。
ATH-GDL3のレビュー(概要)
ATH-GDL3はAudio-Technica(オーディオテクニカ)が2021年10月に発売したゲーミングヘッドセットです。
同時に発売されたATH-GL3は密閉型である一方で、私が購入したATH-GDL3は開放型となっています。
密閉型と開放型の違いについては次のサイトでわかりやすく説明されています。
開放型ならではの爽快な音の広がりがとても気持ちが良く、中〜高音の綺麗さは秀逸です。
開放型は低音が弱いと言われますが、φ45mmの大口径ドライバーを使用しているためか、低音も十分楽しめると思います。
中音以上の綺麗さと強すぎない低音は、個人的にとてもバランスが良いと感じています。
マイクを含めた本体重量は約227gと、とても軽量です。
圧迫感が強くはないこともあり、長時間装着していても全く疲れません。
とことん使用感にこだわって設計しているように感じます。
マイクの音質も非常に良く、会話相手から好印象でした。
マイクの位置を自由に調整でき、不要な場合には取り外せる点も使い勝手がよくて気に入っています。
この記事を読んで購入を検討してみてください!
メリット・デメリット
ATH-GDL3のメリットとデメリットを簡単に並べてみます。
- 中〜高音が綺麗
- 長時間つけていても疲れない
- マイクを取り外せる
- マイクの性能が良い
- 音量調整やミュート切り替えが可能
- 装着しながら喋りやすい
- 周りの音も聞き取れる
- 低音が弱め
- 有線なので邪魔
- 不要な環境音も聞こえてしまう
- 音漏れする
デメリットは、開放型であれば仕方ないことがほとんどです。
ゲーム用と考えれば音ズレは大敵なので、有線であることはむしろメリットとも言えます。
思いつくデメリットを書いてはみましたが、私個人としてはほとんど気になっていません。
自宅・自分の部屋で使う分には、欠点の無い最高のヘッドセットです!
ATH-GDL3のレビュー(本編)
外観
ATH-GDL3は全体的にシンプルなデザインとなっています。
ゲーミング用の機器にありがちな派手さがないので、web会議などでも使いやすいと思います。
シンプルでかっこいいですよね!
中身が透けて見えるのも気に入っています。
カラーはホワイトとブラックの2色から選べます(上の写真はホワイトです)。
音質
開放型は高音が綺麗で、低音は弱いと一般的に言われますが、ATH-GDL3もその通りだと思います。
音の抜けが良く、中〜高音が非常に気持ちよく広がります。
開放型のヘッドホンは初めて使ったのですが、部屋に置いたスピーカーから音楽を聴いているような感覚になりました。
あれ、PC本体から音出てる?
ちゃんとプラグ挿せてなかったかな?
と勘違いしたくらいです笑
中〜高音が綺麗に聞こえるので、FPSゲームをプレイする際に、足音や銃声をしっかりと定位できます。
初めての使用時には、銃声音が若干刺さるような感覚がありましたが、2日ほど使っていると全く気にならなくなりました。
いわゆるエージング効果でしょうか?
まぁもし音が気になったとしても、敵の位置がかなりわかりやすくなるので問題ありません。笑
音楽を聴いてみたところ、低音が強すぎないので、低音から高音までバランスの良い綺麗な音でした。
音の抜けが良いので、爽快感があり広がりを感じる聴き心地です。
低音が響く感覚もちゃんと残っているので、十分に迫力のある音楽を楽しむことができます。
(”密閉型と比べると”低音が弱いというだけです)
好みの問題ですが、高音が強いので少し刺さる感じがあります。
気になる方はイコライザで高音を少し抑えると聴き心地が良くなると思います。
表現できる音域は広いのでイコライザで好みに調整できますし、特段デメリットではありません。
“好みの問題”ですしね。
マイク
マイクの音質はとても良いです。
今までノートPC(MacBook Pro)に内臓のマイクや、ワイヤレスイヤホンのマイクを使っていましたが、ATH-GDL3のマイクの音質の方が圧倒的に綺麗です。
web会議の相手にも好評でした!
(他のマイクの音質比較を後日追加するかもしれません。)
ヘッドセットにマイクミュートスイッチが付いているので、すぐにミュートにできるのも便利です。
マイクの位置を自由に調整できるので、視界に入らない位置に設置したり、口から少し遠ざけたりが簡単にできます。
また、取り外し可能なので、使用しない時は取り外すのも良いと思います。
操作感
音量調整・マイクミュート用スイッチ
ヘッドセットの左耳側に、音量調節とマイクミュート用のスイッチがそれぞれ付いています。
次の写真の、オーディオテクニカのロゴの右側にあるのがそのスイッチたちです。
咄嗟に音量を変更したい時やマイクをミュートにしたい時にとてもありがたい機能です。
装着した状態では見えない位置にあるので、慣れるまではどこにスイッチがあるのか少し分かりづらいかもしれません。
オーディオケーブル
機器との接続に使うオーディオケーブルは2種類用意されています。
- 3.5mmステレオ4極ミニプラグを備えた1.2mケーブル
- 3.5mmマイクプラグと3.5mmステレオ3極ミニプラグを備えた3.0mケーブル
マイクとステレオ用のケーブルが1本に統合されているケーブルと、別々に分岐しているケーブルです。
基本的には1本目のケーブルを使う場合が多いと思います。
私自身も、MacBookやPS5に接続する場合には、1本目の4極ミニプラグを使用しています。
使用環境に合わせてどちらのケーブルを使うか選べるのは嬉しいですね。
このオーディオケーブルの太さは直径4mmで、少しだけ太めです。
少し太めですが、それほど硬いケーブルではないので扱いづらいわけではありません。
ノートパソコンに接続して使用するときは少し邪魔に感じることがありましたが、慣れれば気にならなくなりました。
イヤーパッド
イヤーパッドの内側に、Right、Leftの表記があるので、左右を間違えることがありません。
イヤーパッドはメッシュ素材なので通気性が良く、耳元が蒸れないのも嬉しいポイントです。
詳しくは次の項でお話ししますが、長時間快適に使用できるのがこのヘッドセットの最大の魅力だと思います!
装着感
本体重量は約227g(マイク部分を含む)となっています。
ゲーミングヘッドセットは300g前後のものが多いので、ATH-GDL3はかなり軽いです。
おかげで、長時間装着していても重みで頭や首が疲れにくいので、とても助かっています。
耳部分の圧迫感が控えめなので、この点でも頭への負担がかなり軽減されています。
さらに、メガネをかけている状態でATH-GDL3を装着しても、押さえつけられて痛くなることはありません。
私自身、ゲーム時にはメガネをかけていますが、数時間プレイしていても痛くなりません。
本体の長さをかなり伸ばせるため、圧迫感が小さいことも合わせて、頭が大きい人も快適に使用できます。
開放型であることと、イヤパッドがメッシュ素材であることによって、耳元の通気性が良いので蒸れにくいです。
この点でも、長時間快適に使用することができるヘッドセットだと思います。
とにかく装着感が良いヘッドセットです。
もう他のヘッドセットを不満なく使える自信がありません。笑
開放型であることについて
ATH-GDL3は、ゲーミングヘッドセットの中では珍しい開放型の商品です。
開放型であることについては一長一短ありますので、少しまとめてみたいと思います。
ここまでで既に述べた開放型であることに関する話をまとめると、
- 音抜けがとても良い
- 耳元の通気性が良い
の2点で、どちらもプラスな部分となっています。
ここでは、さらに次の2点を追加します。
- 音漏れする
- 周りの音が聞こえる
要するに、ヘッドホン内外の双方向に音が筒抜けということです。
開放型なので当然ですね。
音漏れについて
まず音漏れについてですが、静かな部屋では周りの人に音が聞こえてしまいます。
公共の場所や、他の人がいる場所では使わない方が良いでしょう。
周りの音が聞こえる
周りの音が聞こえることについては、ヘッドセットを装着していない時と同等にはっきり聞こえます。
周りに他の人がいる環境で、音にだけ集中したい場合には向いていないかもしれません。
しかし、これはメリットとして捉えることもできます。
1つ目の利点は、
- 同じ空間にいる人とゲームをするときに会話がしやすい
という点です。
私自身、同棲相手とFPSゲームをプレイする際に恩恵を受けています。
ゲームのボイスチャット機能を使うと、実際の声とヘッドホンからの音がずれて気持ち悪いですし、相手のマイクに自分の声が入ったりもするので、直接会話できるのはとても便利です。
2つ目の利点は、
- インターホンなどの環境音を聞き逃さない
という点です。
音楽を楽しみたいけど、そろそろ荷物が届く時間…というときに重宝します!
3つ目の利点は、
- ヘッドセットをした状態で話しやすい
という点です。
密閉型のヘッドホンやイヤホンをした状態で話すと、自分の声がこもってしまい、話しづらさを感じると思います。
開放型の場合には声がこもることがなく、自然な感覚で話すことができます。
ゲーム時やweb会議などで話す際にとても快適です!
実は、自然に話しやすいというのが一番のお気に入りポイントです!
開放型が好みでない方は、密閉型のATH-GL3という商品も発売されているので、そちらの購入を検討してみてください。
まとめ
今回の記事では、Audio-Technicaの開放型ゲーミングヘッドセットATH-GDL3について紹介しました。
一言で特徴を説明するとしたら、
長時間装着していてもまったく疲れない開放型ヘッドセット
です。
とても良いヘッドセットなので、ゲームをする方、web会議などによく参加される方は是非購入を検討してみてください!
開放型がお好みでなければ、密閉型のATH-GL3を検討してみてください。
ATH-GDL3かATH-GL3のどちらかを選んでおけば間違ないと思います!
本格的に音楽を楽しみたい方も、家電量販店などで試聴してみる価値はあります。
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